わたしもムードメーカーだった
昨日、はじめての方とシェアリングでご一緒した。
その方が、自分は家族の中ではムードメーカーだった、と話されていた。
毎回シェアリングする中で、他の方と自分との共通点がたくさんあるんだけど、今回はこの言葉が私に引っかかった。
わたしも家族の中でムードメーカーだったなぁ…
親がとても厳しく姉がいろいろ反抗してたので、両親の機嫌が悪くなったり怒ったりすることがよくあった。
わたしはそんな時、必死に家族の空気を良くしようと思っていた。
家の中の空気が険悪になってきたら、見計らってドジなことをしてみたり、みんなを笑わせておちゃらけたり…
常に家族の空気を読んでいた。
今はやらない方が賢明か?
そろそろおちゃらけてみようか?
と、いつもみんなの顔色を伺っては、その時々に必要なことを 家族を和ませるように やっていたのを思い出した。
それがいつもの事だったから、特別なエピソードは思い出せないんだけど、逆に言えばそれくらい普通に自然にわたしはやっていたことになる。
母が、○○ちゃん(わたし)がいると楽しいね!と言ってくれるのがすごく嬉しくて、わたしはもっと頑張ろう!もっと楽しませよう!って思っていた。
自分の気持ちや感情を置き去りにして、とにかくいつもみんなの様子を見て、気を配って、その時々で適したことをする…
それが身につきすぎて、まだまだ今だに無意識にやってしまっている。
周りの状況を読みすぎて頼まれてもいないのに先に仕事をしてしまう
相手の表情を読み取って気に触るようなことはしない、言わない
相手が今何を望んでいるのかを察してそれを言ってしまう、やってしまう
相手の意見と違う意見が言えない
などなど…
それを子供の頃から無意識にずっとやってきたから、自分の感情を感じることがどんどんできなくなってしまっていた。
だから目上の人と話す時、頭の中が真っ白になって自分の考えがパッと無くなるのか…
意見を言おうと思っても、自分が何を感じ何を話したいのかが急に飛んでしまうので、全く自分の意見は言えなくなる。
そして後から、あっ自分はあの時こう言いたかったんだ、こう言えばよかった…と後悔する。
これまでの私だったらそれでもよかったけど、今はそれが苦しい、もどかしい、辛い…
それでも今回、そこに気づくことができた。
シェアリングでの気づきは大きいなぁ。
一つずつ押し込めていた感情をどんどん浮き彫りにして気づいていこう!